ネッタイヤニコオリツク
ユメカラサメテ
ヒトリデイルコトノ
イミヲシル
アスハマタ
キョウヲクリカエス
遠いクラクションの音
子供たちのはしゃぐ声
蝉の声だけがやけに大きくなる
スローに過ぎる気だるい時間
静かすぎる真夏の午後
外に出るんだ
鳥籠のなかの世界なんか
もういらないから
土を扱う友達の仕事場
ここはいつも地球の匂いがするよ
絵描きは言う
メモと鉛筆だけありゃ絵は描けるだろ
気持ちを射止めたらとりあえず描けばいいんだ
いちいち拘らずに
好きなものを切り取ればいいんだ
きっかけは突然来る
いつものように呼吸しているつもりでも
理由もわからないのに微笑んでるときは
きっかけを掴んだ証拠
自由自在に飛ぶだめに
わざわざ自分にグリッドを作ったんだ
でないと
自分の望まぬ方向に飛んでいってしまうから
風に流されることもある
気流を作り上げることもある
でもこれでなきゃいけないなんて法則は
何にもないよ
誰でも同じひとつの願い
”どんな時でも生き生きと暮らしたい”
ほらね笑顔が出てきたよ
それが幸せの正体かもね
ダイアナがウィンクしたんだ
爽やかな風が吹くかもよ
彼女はいつだってさりげないその仕草で
そこいら中に幸せを振りまくのさ
オマエ、知ってる?
人間はいつか誰でも死んじゃうんだって
本当に?
あさい先生も?
うん
校長先生も?
うん
じゃあ大臣も?
…ええと、大臣はちょっとわかんねえな
「これヤバい」と「かわいい!」は
ラメ入りの言葉だよ
この言葉をふりかければ
世界中がキラキラしちゃう
いいの!
男の子たちには分かんなくても
そんなに悲しい顔をしないで
あなたの笑った顔が好き
雲間から空が覗くように
時々でいいから
あなたの笑顔を見たい