もっとそばに来て
もっと寄り添って
気の効いた言葉は要らないよ
同じ思い出が欲しいだけさ
迷う心の行き先は
思い出の格納庫
その夢の切れ端を探しに
人の決めたルールだけが正しいのか
もっと心の信じるままに
それを違反と言われても
いつか言いたい
I did it my way
月の夜はオフの自分
普段の自分じゃないような
実は本当の自分のような
心の中には心地よい疑問符
早く忘れてしまいたいことは
時が経つのを待てばいい
忘れたくない幸せな思い出なら
その不思議な箱が記憶してくれるよ
記憶の中の街はすっかり変わっていて
あの頃の私ですら
ここにはもういない
どこまでも歩くよ
それが見つかるまで
それが何だか解る時まで
自分自身の足跡を振返って
よく頑張ったなと褒めてあげられる日まで
目がくらむほどのフラッシュの中に
自分の光を見失っても
間違えないで
もう一度目を閉じて
心の光を探して
波に揺られてうたた寝をする
何もかも忘れてしまいそうだ
大空に1羽のカモメが舞う
あれは本当にカモメだろうか
それとも本当は僕なのだろうか
牧神に会えた午後
無邪気に笑う今日の君
早く君にくるまりたいよ