運命はひとつじゃない
その可能性は
星の数より多いもの
笑顔の奥で涙こらえ
震える心を隠してる
何を押し殺しているの
何を封印してるの
梅を見ているとそんな気がしてくる
心静かに
眠るように
もう何も聞こえない
ラピスブルーの色の深さに
無意識にコンロに火をいれお湯を沸かすように
なんでもない時間を切り取っていきたい
嬉しい時でも悲しい時でも
まるでお茶を飲むように
君の尾羽が欲しいよ
いつも気高く、堂々としていられるように
小さな気配
さえずる声
羽ばたく音
ここではそっと呼吸をするんだ
次の休みが晴れたら
また出かけよう、相棒
一緒に空を眺めよう
まだダウンが必要かい
もう脱いじゃいなよ
春風が吹くよ
君のところにも
ほら、もうまもなく