結局前向きにしか進めないよ
目は前についてるし
後ろ向きに歩くほうが
むしろ難しいんだよ
日々の忙しさに
自分自身を置き去りにしてしまう
気づいていたなら
すぐに連れ戻して来てよ
人は過ちを繰り返す
わかっていながら気づいていながら
反省しながら後悔しながら
それでもまた過ちを繰り返す
だって人だから
別れがたい
忘れがたい
心残りもあるけれど
また来年咲くために
ほんのしばらくお別れだよ
さよなら桜
散り際でさえ潔い
さよなら桜
また来年会いに行くよ
桜の花びらが舞う季節は
忘れたはずの気持ちを思い出す
時計の針を戻せるならあの時の私に言いたい
もっと勇気を出しなよって
優しさって伝染するかも
いつの間にか私の心に
そして貴方の心の中にも
忘れ物はないね
ポケットの中に勇気をしまって
さあ
その一歩を踏み出してごらん
柔らかな陽射しにくるまって
昨日までのことを思うと
優しい記憶だけが呼び起こされるよ
やっと来たね
待ってたんだよ
まあとにかくお茶でも一杯