無意識にコンロに火をいれお湯を沸かすように
なんでもない時間を切り取っていきたい
嬉しい時でも悲しい時でも
まるでお茶を飲むように
なんでもない日常の光を
頬に触れたそよ風みたいに
通り過ぎたあとの残像みたいに
そんな瞬間をすくいとりたい
藤田一咲さんのカメラの本の中で
(ローライフレックスは)世界を切りとるのではなく
世界をすくいとっているみたいだ、
と書かれていたのが印象的でした
すくいとる、その言葉の表現の豊かさ
ファインダーを上から覗き込んで
両手でそっと景色をすくうような感じ
カシャっと囁くようなシャッター音で
誰も脅かさないように軽くさりげなく
そうね、そんな感じ
ローライ好きな人はきっとそこに惚れ込んでいるのかも^^
って思いながらキャプション書いてて気づいたんですが
撮ってるカメラはフレクサレットで
撮られてるカメラはペンタコンじゃないすか@@;
ローライっ気なし
じゃローライのくだりは何なんだ?
まあいっか^^;